- トピックス
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2012年7月27日
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低温量子物性工学特論レポート:(1)液体ヘリウム4の超流動について,マクロな視点,ミクロな視点を入れて解説.(2)低温技術からテーマを選び(たとえは低温生成、温度計測等)マクロな視点,ミクロな視点を入れて解説.のいずれか1つを選びレポートにまとめなさい.提出期限は8月24日(金),提出場所は東1‐3階レポートボックス.
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2011年4月22日
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物理学概論第一で”クリッカー”を利用した授業を行います.クリッカーを忘れずに持ってきてください.
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2011年4月26日
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1年次の物理学科目に自習にeラーニングが利用できます.(WebClassのLoginページへ)
講義
大学での担当講義のご紹介です.
2011年度担当授業
授業名 |
開講時期 |
対象学科・専攻 |
担当者 |
解説 |
基礎科学実験A |
学部1年・前学期または後学期 |
全学科 (昼間コース -実践教育科目 -初年次導入科目) |
鈴木勝 他 |
「基礎科学実験A」の目的は,基礎的な物理学の実験を通して科学の方法を体得することである.具体的な達成目標は,
・毎回の実験における測定の原理を理解すること.
・使用する各種の実験装置と計測器に慣れること.
・測定値の処理の仕方を習得すること.
・レポートの作成および論理的な文章の作成すること.
である. 実験は基礎物理学の分野から用意された実験テーマから各自に割り当てられた10テーマを行う.
( 基礎科学実験Aホームページへ ) |
基礎科学実験 |
学部1年・後学期 |
先端工学基礎課程(夜間主コース -専門科目 -専門基礎科目 -必修科目) |
鈴木勝 他 |
「基礎科学実験(物理分野」の目的は,基礎的な物理学の実験を通して科学の方法を体得することである.具体的な達成目標は,
・毎回の実験における測定の原理を理解すること.
・使用する各種の実験装置と計測器に慣れること.
・測定値の処理の仕方を習得すること.
・レポートの作成および論理的な文章の作成すること.
実験は.基礎物理学の分野から用意した実験テーマから各自に割り当てられた6テーマを行う.
( 基礎科学実験Aホームページへ ) |
基礎物理学第一 |
学部1年・前学期 |
先端工学基礎課程(夜間主コース -専門科目 -専門基礎科目 -必修科目) |
鈴木勝 他 |
物理学は,自然界で起こる現象を基本的な法則から統一的に理解しようとする科学である.物理学概論では物理学の代表的な4つの分野,「力学」,「波動」,「熱」,「電磁気」について,基本的な概念とその代表的な現象を,数学的な記述を用いて理解し,また表現することを学ぶ.基礎物理学第一では「力学」と「振動と波動」の2分野を対象とする.この授業では”クリッカー”を利用する.またWebClassを教材として利用する. |
物理学概論第一 |
学部1年・前学期 |
全学科(昼間コース -専門科目 -理数基礎科目 -必修科目) |
鈴木勝 他 |
物理学は,自然界で起こる現象を基本的な法則から統一的に理解しようとする科学である.物理学概論では物理学の代表的な4つの分野,「力学」,「波動」,「熱」,「電磁気」について,基本的な概念とその代表的な現象を,数学的な記述を用いて理解し,また表現することを学ぶ.物理学概論第一では「力学」と「波動」の2分野を対象とする.この授業では”クリッカー”を利用する.またWebClassを教材として利用する.
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理科教育法W |
学部2/3/4年・後学期 |
知能機械工学科・先進理工学科(昼間コース -教職科目) |
鈴木勝 |
高等学校理科の実践的指導法を学ぶのが理科教育法である。こ理科教育法Wでは、日本および欧米の理科教育についての知識を深め,高等学校の学習指導要領の理科教育の目標を理解する。さらに現代における理科授業について学び、理科教師としての資質を高めることを目指す。
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物性物理学第二 |
学部3年・後学期 |
量子・物質工学科 (昼間コース -専門科目 -学科専門科目 -必修科目) |
鈴木勝 |
物性物理学第一で学んだ原子核の振る舞いであるフォノンに引き続き,固体の物性で重要となる電子の振る舞いを理解することを主題とする.
周期的ポテンシャル中の電子がつくるエネルギーバンドを考察し,物質の示す多彩な伝導的性質(金属,半導体,絶縁体)の基本を理解することを目標とする. |
低温物性工学特論 |
学部4年・前学期/大学院・博士前期・後期 |
量子・物質工学科 (昼間コース -専門科目 -学科専門科目 -自由科目 -大学院連携科目)/量子・物質工学専攻 (-専門科目) |
鈴木勝 |
低温物理学の重要なトピックスである液体ヘリウムの超流動を中心として、その現象と性質について学ぶ.液体ヘリウムの基本的な性質について理解すること,および,低温関連技術の基本について身につけることを達成目標とする.主なトピックスは,
『液体4Heの超流動と2流体モデル』
超流動の理解は2流体モデルという現象論より始まりました.ここから第2音波が予言されました.
『素励起』
比熱の温度依存性からミクロな原子(分子)の運動の性質が調べられます.液体4Heではphononやrotonと呼ばれる素励起が比熱・超流動密度の温度依存性から予想され,中性子散乱実験からそれらの存在する明らかになりました.
『ボーズ凝縮』
液体4Heが超流動を示すのは4He原子がBose統計に従うことから起こります.低温では粒子の統計が重要な役割を果たします.
『クライオスタット』
液体He温度以下を生成するクライオスタットとして,1K冷凍機,希釈冷凍機,核断熱消磁冷凍機を取り上げて,原理とその利用を説明します.
『温度と温度計』
温度計には基本原理から温度を決定できる1次温度計があり,気体温度計,雑音温度計,核スピン温度計を基本原理と関係づけて説明します.また実験室で利用される2次温度計とその利用を説明します.
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低温量子物性工学特論 |
大学院・博士前期・後期 |
先進理工学専攻 (大学院専門教育科目 - 専門展開科目) |
鈴木勝 |
低温物理学の重要なトピックスである液体ヘリウムの超流動を中心として、その現象と性質について学ぶ。液体ヘリウムの基本的な性質について理解すること、および、低温関連技術の基本について身につけることを達成目標とする.(低温物性工学特論の項目を参照のこと)
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物理・量子工学実験A |
学部3年・前学期 |
量子・物質工学科 (昼間コース -専門科目 -学科専門科目 -必修科目) |
谷口淳子 他 |
専門的な実験を通して卒業研究に必要な物理の素養を身につけることを主題とする.
物性研究に多く用いられる実験装置を扱い,物性物理への理解を深めると共に,実験技術を磨くこととを目標とする.
前期・後期で用意された12のテーマのうち,割り当てられた5つのテーマについて2週間で1テーマずつ実験を行う. |
物理・量子工学実験B |
学部3年・後学期 |
量子・物質工学科 (昼間コース -専門科目 -学科専門科目 -必修科目) |
谷口淳子 他 |
専門的な実験を通して卒業研究に必要な物理の素養を身につけることを主題とする.
物性研究に多く用いられる実験装置を扱い,物性物理への理解を深めると共に,実験技術を磨くこととを目標とする.
前期・後期で用意された12のテーマのうち,割り当てられた5つのテーマについて2週間で1テーマずつ実験を行う. |
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詳細はシラバスをご覧下さい.
2010年度の講義はこちらをご覧下さい.
2009年度の講義はこちらをご覧下さい.
2008年度の講義はこちらをご覧下さい.